深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

くるっぷ更新情報。

くるっぷ に『トゥッティフルッティ』の

お試し読みコーナーを設けました。

掲載は第1章〈2〉です。

 

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まだお読みでない方はお気軽に覗いてみてください。

吸血鬼をテーマにした長編小説『サンギーヌ』派生作品、

主要登場人物の過去エピソード『トゥッティフルッティ』私家版は

架空ストア&居留守文庫&書肆鯖さんにて

お取り扱いいただいております。

 

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www.irusubunko.com

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電子書籍版は kindleBOOK☆WALKER,403adamski,BOOTHにて販売中。

 

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『トゥッティフルッティ』イメージ画像 by Midjourney。

 

掌編2編のイメージ画像作成。

過去作の雰囲気画作成を進めております、Midjourney有料版で。

本日は無料の作品集『からんどりえ』収録作から冬の情景を2題。

 

作品集『からんどりえ』表紙 by Midjourney有料版。

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ショートショート「黙契」イメージ画像。

 

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ショートショート背信」イメージ画像。

 

本当は白いコートのはずだったとか、あまり夜景っぽくないだとか、

難点はありますが、雰囲気は出たのでヨシとします(←こればっか💧)。

ちなみに「背信」に登場する男児の成長した様子を「delay」で

お楽しみいただけるのです。

「delay」は電子書籍『カレンダーリオ』書き下ろし限定収録作品。

 

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「delay」終盤のワンシーン……の、つもり。

 

ブックレビュー『ペンテジレーア』

ハインリヒ・フォン・クライストの短編集『チリの地震』が

なかなか面白かったので、続けて戯曲『ペンテジレーア』を。

 

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

 

旧訳ですよ、岩波文庫1941年(!)3月第1刷/2012年2月第3刷。

旧字旧かな。

しかも昔の体裁の本って活字が小さくて……疲れました💧

実は8年半も寝かせていた積ん読本でした。

かなり昔から、

愛読書である種村季弘『吸血鬼幻想』によって存在を知ってはいて、

いつか読んでみたいと思っており、

2014年に消費税が5%⇒8%に引き上げられる寸前、

駆け込みでワラワラと様々な品を買い求めた折に、

そうだコレも……と、第3刷を購入していたのでした。

 

 

『ペンテジレーア』はトロイア戦争をベースにした戯曲で、

ギリシャ神話に登場するペンテシレイアのエピソードを脚色した物語。

女性だけの部族アマツォーネ(アマゾン)の女王の娘ペンテジレーアが

闘将アヒレス(アキレス)に恋して……という話なのだけど、内容の割に長いよ。

 

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ファム・ファタールというんでしょうか、

少しサロメに似ているかもしれない……って、順序が逆だわ。

 

ja.wikipedia.org

 

ともあれ、どうしてこの戯曲が『吸血鬼幻想』(を構成するテクスト)で

俎上に載ったか、ようやく実地に確認出来ました。

 

彼女は齒を喰ひ入らせたのだ、鎧を彼の體からもぎ取りながら、彼の白い胸のなかに齒を喰ひ入らせたのだ。(p.227)

 

これですね。

無我夢中でワケもわからず、とにかく好きだからむしゃぶりついてしまった、

みたいな。

で、後で「あたしそんなことしたっけ?」とか言っちゃう(笑)。

そして、種村先生が

接吻と(キュッセン Küssen)と噛む(ビッセン Bissen)とは語呂が合う

と訳した箇所を探しながら読み進めて、

見つからないので少しハラハラしていたら、ようやく終盤に、

接吻(くちづけ)と噛付(かみつき)と、それは平仄が合ふのだ(p.257)

が出て来て、ホッと胸を撫で下ろし。

ヴァンパイアの話ではないけれども、類似の行為が出現するドラマだった、と。

 

訳者・吹田順助のあとがきには、

一幕二十四場(おいおい……)という無茶苦茶な構成につき、

「作者自身も舞台化を期待していなかったらしいし、今後も困難だろう」

という意味の文言が綴られているのですが(1940年!)

な、なんと、2020年、新型コロナ禍の日本で実現していたというから驚き。

 

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BOOTH🐫仮想書舗:antiparadis_annex,商品が出揃いました。

タイトルどおりです。

 

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BOOK☆WALKERと同ラインナップになりました。

お好きな販売元をご利用いただければと思います。

 

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最後に仲間に加えたのが古めの『一服千考』。

長編サスペンスミステリ『サンギーヌ』スピンオフ短編集です。

 

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短編集『一服千考』イメージ画像 by Midjourney。

 

雰囲気画を作ってみました。

Remaster 成功例と言えましょう。

 

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

 

これを機に、何となく仲間に加えそびれていた 403adamski にも

『一服千考』を参加させることにしました。

 

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本作品集は kindle でも販売中。

 

 

……で、実は電子書籍には入っていないあとがきを加えた

私家版(紙の本)があるのです。

架空ストアさん&

居留守文庫さん(店頭販売のみ)でお取り扱いいただいております。

 

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制作時の書き下ろし「ドゥーブルイマージュ」を除く3編は

無料のお試し読みファイルとしてRomancerで公開中。

 

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そのうち男子学生二人(さて、誰と誰でしょう?)が

ダラダラ飲み食いして喋るだけの「シリアル(serial/cereal)」は

カクヨムでもお読みいただけます。

 

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「シリアル」雰囲気画。ペペロンチーノとブラッドオレンジジュースかな?

 

BOOTH🐫仮想書舗:antiparadis_annex進捗。

昨日の時点でここまで作業が終わりました。

4商品+無料版1です。

 

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0円でダウンロードして全文お読みいただける掌編集『からんどりえ』は

BOOK☆WALKER,Romancerと共通の内容です。

 

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が、サムネ画像をMidjourneyで新たに作ってみました。

 

本当は日時計として機能してほしかった……ぐぬぬ⏲💧

 

何と言うか、このの絵って簡単なんすよね。

決定的なキーワードを入れたからだと思いますが、実にアッサリしたものでした。

とにかくMidjourney先生には

もっと和モノを学習してほしいっす(短髪女子もね)。

 

ということで、くるっぷクリップボード『からんどりえ』の表紙も

こちらに改めておきました。

中身は徐々に充実させる予定です。

 

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掌編2編のイメージ画像作成。

過去作の雰囲気画作成を進めております、Midjourney有料版で。

昨日の「海神(わたがみ)」に続いて人魚ネタ2題、

『珍味佳肴』収録の「鱗片」と「惜別」をば。

と言っても、画面上にマーメイドは登場しないのですが。

 

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

 

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ショートショート「鱗片」イメージ。

祖母の死を悼みつつ、彼女が本懐を遂げたことを喜ばしく思ってもいる語り手

――といったところ。

背景は上手く出なさそうな予感がしたので(笑)

スマホで撮った写真を読み込んで使ってもらいました。

役に立ったような、そうでもなかったような……。

 

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ショートショート「惜別」イメージ。

これは上手く行きました。

理想的な見映え!

夏休みに暑いなぁダルいなぁとか何とか言いながら歩いている

仲のいい男子2名です。

結構グチャッとした絵が出て来たので、

果敢に Remaster チャレンジして好結果を得ました(わーい💕)。

 

【参照】

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

 

右側の子の黒Tシャツの

指示文に two boys なんちゃらかんちゃらと既述した余波だと思います。

出現した瞬間「なるほど……」と呟いてしまいました。

 

「惜別」は自分の中では格別のお気に入りなのですけれども、

あまりウケないなぁ(ちょっと寂しい)。

 

BOOTH開店。

勢いでBOOTH🐫にアカウントを作ってしまいました。

 

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店名は《仮想書舗:antiparadis_annex》。

何だか余計な手間を増やしただけのような気もしますが。

電子書籍のみの販売です。

これを書いている時点では1品目しかありませんけれども、

後で増やしておきます。

各商品はおまけ無しなので、

ラインナップはBOOK☆WALKERと同内容になりますね。

 

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ってことは、403adamski あるいは架空ストアで買ってもらった方が

お得って話になるんですが……。