深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

今年最初の〈肉の日〉に寄せて。

29日は肉の日ですので、

Midjourney先生に《お肉もりもりパーティの図》(?)を出してもらいました。

 

やや不機嫌なメンズ🥩✨

 

勝手に写真を撮られて怒っているかのような(笑)。

 

kakuyomu.jp

crepu.net

romancer.voyager.co.jp

store.retro-biz.com

 

超掌編「牢獄」イメージ画像作成。

過去作の雰囲気画作成を進めております、Midjourney有料版で。

今回は小さな奇譚=140字小説「牢獄」。

 

kakuyomu.jp

 

掌編集『望郷』第4話「牢獄」イメージ画像。

 

Midjourneyの仕様が変わって、

画像を横長にしたくても 3:2 指定しか出来なくなったので、

ない知恵を絞りまして、

人物を2~3人登場させてトリミングすればいいじゃないか!

ということで、試行錯誤中。

とはいえ、今回は本当は不正解。

立ち位置が問題になる絵は難しいですね。

鉄格子を挟んで対面するか、

もしくは囚人が看守の背中を後ろから見ている絵にしたかったのですが。

正解も出ましたが、それらの絵はキャラクターの容姿が好みじゃなかったので、

やむなく却下。

ぐぬぬ

相変わらず道は厳しく険しいデス。

 

「牢獄」はカクヨム『望郷』の他、

『珍味佳肴』パイロット版/製品版(小冊子)でお読みいただけます。

前者はRomancerとくるっぷで公開中。

よろしくどうぞ。

 

kakuyomu.jp

romancer.voyager.co.jp

crepu.net

store.retro-biz.com

 

Midjourney新春一人ウサギ祭(笑)。

年明け早々、日本からアクセスするユーザーが

やたらウサギウサギ言うのはなんでだろ~?

と、思っているでしょうかMidjourney先生。

 

さて。

バニーガールならぬバニーボーイを頼むよ、と言ってみまして。

 

兎パンク小僧。

 

右の子の、ちゃんと左右のウサ耳が出ている方、

どうにもオムツカバーをイメージさせますね(笑)。

 

宇宙ウサギ兄弟。

 

後ろにあるのが月だとしたら、彼らはどこに立っているのか。

まあいいや。

 

月のウサギ少年合唱団。

 

宇宙ウサギ兄弟アンニュイ編。

 

最後の絵が一番気に入ったので、各所のヘッダ画像やアイコンに採用しました。

こういう画風・質感が私にとっては一番しっくり来ますね。

好みです。

楽しかった。

 

掌編「玉骨(ぎょっこつ)」イメージ画像作成。

Midjourney有料版で過去作の宣伝用雰囲気画を作っています。

今回はこの時期に相応しい掌編「玉骨(ぎょっこつ)」の巻。

 

kakuyomu.jp

 

【A】ショートショート「玉骨」イメージ画像。一応。

 

なかなか難しかったです。

何度か微妙に指示文を変えて試し、

これが絵としては一番マシだと自分を説き伏せたものの、

正直なところ、不本意な仕上がりにつき、

後日時間の余裕があるときに作り直したいと考えています。

 

Midjourneyがバージョンアップして、初期よりは随分

和テイストへの理解を深めてくれたかに見える今日この頃ですが、

やっぱりまだまだ、なんですねぇ。

丸窓を出してほしくて a round window と言ってみたのです。

で、その手前=内側=室内に語り手がおり、

同時に、窓の外に梅の樹がある――と。

つまり、a man << a round window << a tree なワケです。

右側の語句が左側より画面の奥=behind に位置するということなんですけれども、

これがグチャグチャになる始末。

止む無く採用した【A】が、試した中で唯一、正しい配置になっていました。

(でも、よく見るとちょっと変ですよね……)

 

前から気づいていたことですが、

Midjourney先生って、ちょいと図形に弱くないすか?

家具などの形を丸だの四角だのと指定すると、

その形のフレームを作って人物を封じ込めがちなんですよ。

 

【B】別の作品のイメージ画として採用することは可能かも。

 

こんな具合に。

しかも、【B】はキャラクターがコドモこどもしていますよね。

子供すぎ(笑)。

もう少し大人(?)な男子が出て来たと思っても……

 

【C】由緒正しき日本の少女漫画風。

 

丸窓を誤解してるんちゃうかな。

【C】はまるで佇む人を望遠で盗撮しているみたいじゃないですか(笑)。

 

ところで、【B】【C】の人物の幼さはどこから来るのか問題。

これはきっと、指示文に梅の樹を出してほしいがために

Japanese apricot bloosom と綴った影響だと思います。

Japanese→日本人→同じ年頃なら欧米人より見た目が若い、そして顔が薄い――

てな判断かと。

【A】は【B】【C】より老けたヒトになっていますけど、ともあれ

【A】【C】って Japanese Manga の雰囲気を表現したつもりなのかな?

と思いました。

明らかに平生の(私にとっての)Midjourney先生の画風と違いますものね。

 

それにしても梅の樹、梅の花がちゃんと出て来ないなぁ――と、

業を煮やした私は手持ちの写真を読み込んでもらう戦法に。

 

Japanese apricot blossom ちゅうのはこういうもんだでよ、と。

 

結果……

 

【D】魚眼レンズかいな。

 

以前、薔薇の写真を利用した際は、

ちゃんと全体の雰囲気に馴染む、絵画としての薔薇になったのですが、

どうしても梅(Japanese apricot blossom)がデータ不足でピンと来ないので、

マルッとそのまま援用した、みたいな仕上がりに。

いや、それ以上に問題なのは、キャラクターが(日本人ぽいのはいいとして)

凄い昔のCGみたいじゃないすか??

一頻り笑かしてもらいました。

 

えーと、整理すると、今回理解したのは、

指示文に Japan , Japanese の語が入り込むと、

Midjourney先生平常運転の濃い目の美形を出してほしかったとしても

日本人らしい平たい顔になっちゃうこと(しくしく……😢)。

そして、図形の表現を絵全体のフレームだと誤解される確率が高いこと、

ですかね。

 

なんやかんや言いましたけども、

「玉骨」はカクヨムの他、Romancer『掌編 -Short Short Stories-』,

くるっぷ『カレンダーリオ』に収録。

……と言いつつ、本当は製品版『カレンダーリオ』を

お買い求めいただきたいでおさる🐒ウキャッ💕

 

romancer.voyager.co.jp

crepu.net

bookwalker.jp

403adamski.jp

fukagawanatsumi.booth.pm

 

掌編「薬子(くすりこ)」イメージ画像作成。

過去作の雰囲気画作成を進めております、Midjourney有料版で。

今回は小さな奇譚「薬子(くすりこ)」。

 

kakuyomu.jp

 

ショートショート「薬子」イメージ画像。

 

Midjourney先生が徐々に和テイストを醸すようになって来てくれたのでトライ。

とはいえ、何だかよくわからない雰囲気ですが(笑)。

 

「薬子」にはカクヨム,Romancer『掌編 -Short Short Stories-』,

私家版『珍味佳肴』(小冊子)に掲載した通常版と、

『珍味佳肴』パイロット版掲載の圧縮版(Romancer&くるっぷ)がございます。

よろしくどうぞ。

 

romancer.voyager.co.jp

romancer.voyager.co.jp

crepu.net

store.retro-biz.com

 

ブックレビュー『肉体の悪魔』『ドルジェル伯の舞踏会』

三年半ほど前、

高校生のときに古書店で古い文庫を買って積んだまま読まずに

引っ越し処分していたことを思い出し、反省しつつ光文社古典新訳文庫を購入。

早熟・夭折の天才と言われるレーモン・ラディゲの(短めの)長編小説2冊。

 

 

 

三年半も積んでしまったことを反省しつつ、二冊続けて読んでみた。

 

 

肉体の悪魔

 

作者の分身と思しい語り手〈僕〉の思い出。

分けても15歳からの激動の日々について。

 

第一次世界大戦下のフランス。

〈僕〉は四つ年上の画学生マルト・グランジエと出会い、

興味を募らせていったが、彼女には婚約者ジャック・ラコンブがいた。

しかし、彼女が予定通り結婚した後も互いに秋波を送り続け、

ジャックが戦線に送られた不在のうちに、当然のように一線を超えてしまった――。

 

20世紀不倫小説の古典、但し、当事者が十代なので相当に青臭い。

結末は2パターンのいずれかであろうと予想しつつ読み進めた。


 1.ジャックが戦死し、マルトは晴れて〈僕〉と再婚。

 2.マルトと〈僕〉は白い目で見られる不倫に倦んで関係を清算


が、どちらでもなく、しかも、1・2よりもっとひどいエンディングだった。

 

そもそも〈僕〉は周囲を見下す鼻持ちならないヤツで、

マルトが彼のどこに惹かれたのか、よくわからない。

ジャックに問題があったとすれば、

マルトが絵を嗜むのを快く思っていないらしい点ぐらいだし。

彼女も若かったので、スリルを求めていたということか。

もう一つ考えられるのは、下品な穿鑿で恐縮だが、

マルトにとって性的な相性がジャックより〈僕〉の方がよかったから、かも……

とかね。

とはいえ、独白の中でしばしば愛を口にする〈僕〉は女を嫌いではないし、

その気になればセックスも充分に出来ます、というだけで、本当に女性を――

マルトを――愛しているとは受け取れず、

これはホモソーシャル小説の変形ではないのか?

と疑ってしまった。

女性との性的接触を汚らわしいが避けて通れない道と考える高慢な男子が、

一人の女の人生を踏み躙ってしまう、といった筋書きの。

タイトル"Le Diable au corps"(カラダの悪魔) とは《胎児》ではないのかな。

それが宿ったがためにマルトと〈僕〉は破局を迎えた、という。

いや、不倫なんだから避妊しなさいよって話で。

 

語り手〈僕〉の名が明かされないことには意味があって、

最後に理由が明らかになるのだけれども、その仕掛けだけは面白いと思った。

 

僕は父に、家にある古い本をどうやって運びだしたらいいかと尋ねた。僕にとって、失くしていちばん悲しいのは本だったからだ。(p.26)

 

この言はヨイ。

 

ja.wikipedia.org

肉体の悪魔 [DVD]

肉体の悪魔 [DVD]

Amazon
肉体の悪魔 [DVD]

肉体の悪魔 [DVD]

Amazon

 

ドルジェル伯の舞踏会

《主な登場人物》

 フランソワ・ド・セリユーズ:20歳。高等遊民の一種。

 アンヌ・ドルジェル伯爵:30歳。社交界の花形。

 マオ・ドルジェル:ドルジェル伯夫人。名家グリモワール家の出身。

 セリユーズ夫人:未亡人。フランソワの母。

 ポール・ロバン:外交官。フランソワの友人。

 オルタンス:オーステルリッツ公爵夫人。人のいい気さくな女性。

 ヘスター・ウェイン:アメリカ出身。オルタンスの友人。

 ミルザ:ペルシア国王の親戚。軽佻浮薄な貴公子。

 ナルモフ大公:ロシア皇帝ニコライ二世の親族。亡命者。ドルジェル伯の知人。

 

《ストーリー》

1920年2月、パリ。

高等遊民の一種である二十歳の青年フランソワ・ド・セリユーズは、

社交界の花形アンヌ・ドルジェル伯爵およびマオ夫人と出会った。

フランソワの友人で外交官のポール・ロバンも交えてサーカスを楽しんだり

非合法のダンスホールで踊ったりして、彼らは親交を深めていった。

フランソワは次第にマオ夫人に恋情を覚えるようになり、

距離を取るべきか縮めるべきか思い悩む。

一方、マオの心は……。

 

享楽的な暮らしを送る、20世紀になっても貴族としての特権意識を失わない伯爵と

控え目な妻の間に、上品だが物怖じしない青年が割って入る三角関係の物語。

 

フランソワはマザコンであることを自覚し、母から精神的に自立するには

一人前の男として誰か特定の女を愛す必要があると考え、

最良の相手がマオ・ドルジェルだと思い至る。

 

それは恋ではないと思うが(笑)。

 

一方、マオは名家の出で、若くして伯爵夫人となったため、

一般的な意味での社会経験に乏しい女性で、

夫の庇護下で安閑と暮らしていることに引け目を感じていたかもしれない。

そんな彼女が――『肉体の悪魔』の人妻マルト・グランジエとは違って――

実際に不貞を働くわけではないけれども、不意に現れた気品のある――

しかし、実は内面はウジウジ、グシャグシャしている――青年に心を動かされ、

思い悩むという話。

彼女は秘密を抱え込んでいられず、

自分と彼を引き離してくれとフランソワの母に手紙を書き、

遂には夫にも内心を告白してしまう。

面白いのはエンディングでの夫のリアクション。

彼はあくまで妻を籠の中の鳥のように愛で続ける意思を翻さず、結果、

彼女の心は現状以上にフランソワへ傾くことはないとしても、夫との間には、

さながら一枚の紗幕が掛かったかのような距離感が生じてしまうのだった。

マオにもっとバイタリティや図々しさがあれば、

苦労を承知で自由を求めて外へ飛び出す、

イプセン『人形の家』のノラのようになれたのだろうか。

 

 

仮装舞踏会は準備すら中途半端で、一同はこれから改めて各々の役回りを定め、

それに従って上辺だけは楽しそうに、力尽きて倒れるまで踊り続けるのだろう。

 

この警句にはハッとしたが。

 

我々が身の危険を感じるのは、病が我々の中に忍び込んでくるまさにその瞬間だ。いったん病が我々の内に根を張ってしまえば、適当に折り合いをつけることもできるし、忘れていることもできる。(p.105)

 

 

視点が短いスパンで次々に切り替わり、

登場人物の心情が入り乱れるように綴られていて、

日本語の読み物としてはかなりリーダビリティが低いと思う。

いっそ映画を観た方がよほど面白いのでは……という気が。

 

ともあれ、長い年月、棚上げにしていた宿題をようやく片づけた気分。

 

ja.wikipedia.org

 

ja.wikipedia.org

 

あけましておめでとうございます。

 

Midjourneyてんてーが想像するニポンノオショーガツゥ🎍✨

 

蛇足ですが、我が家のお雑煮を披露。

関東式、澄まし汁に焼いた角餅+具です。

だしは(具の一つになっていますが)鶏肉と、昆布と鰹節で。

 

お餅が隠れて見えないよ……。

 

今年もよろしくお願いいたします。