深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

書き下ろし掌編公開!

Romancer『掌編 -Short Short Stories-』に 書き下ろし掌編「双子 -fendu-」を追加。 「双子」イメージ画像……と言いたいところだが、これらのパンはfenduではない。 思いついてから完成するまで二ヶ月もかかってしまった……。 山奥の寄宿舎での、双生児のよう…

ブックレビュー『ノディエ幻想短篇集』

復刊の告知に胸躍らせ、出るや否や購入したというのに、 それから一年以上も寝かせてしまったノディエ短編集を、ようやく読了。 ノディエ幻想短篇集 (岩波文庫) 作者: シャルルノディエ,篠田知和基 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1990/03/16 メディア: …

木々高太郎『三面鏡の恐怖』

あ、まだ読んでいません、今日買っただけです、今頃ですが。 木々高太郎『三面鏡の恐怖』。 三面鏡の恐怖 (KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ) 作者: 木々高太郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/03/03 メディア: 文庫 この商品を…

またまたちょっぴり御礼。

BOOK☆WALKERでPR用にリリースした0円本 『からんどりえ』がポツポツ ダウンロードしていただけていて、 ありがたいことでございます。 収録作は、 ネットで無料公開済のショートショート(だから無料配布なのだ)のうち 季節感のある(っぽい)ものをピック…

御礼。

タイミングがズレているのは承知の上で。 今秋、私家版のkindleバージョンと 小冊子『珍味佳肴』を 架空ストアさんでお買い上げいただいたお客様方にお礼を申し上げます。 ご購入ありがとうございました。 https://booklog.jp/users/fukagawanatsumi/archive…

ブックレビュー『プラネタリウム』

フランスの小説家、劇作家で、ヌーヴォー・ロマンの代表格の一人だった ナタリー・サロート(1900-1999)の長編小説『プラネタリウム』を 二週間かかってようやく読了。 ナタリー・サロート『プラネタリウム』書影 ヌーヴォー・ロマン(アンチロマン)とは、…

夢の中の親戚の家

同じパターンの夢を繰り返し見る。 その一例、実在する親戚の家で夜の雨宿り。 しかし、家の構造が現実離れしている。 それでいて、当の親戚の家の雰囲気を漂わせてもいる。 大した広さではないはずなのに、茶の間からトイレまでが異様に遠い。 廊下が鉤型に…

epub問題。

今朝、Windowsの更新があったと思ったら、 その後、立ち上げたところ、epubファイルがedgeで開けなくなっていた。 そう言えば何か予告があったっけなぁ……と思いつつ、 さて、どうしようか、と。 Readiumもしばらくしたら終了するという話だし、 GooglePlayBo…

長編『サンギーヌ』番外編公開@カクヨム。

カクヨムで長編『サンギーヌ』を発表するついでに、 番外短編も公開することにしました。 その1「コシュマール」。 私家版&電子書籍『一服千考』収録作に、 おまけのショートショートを足した全2話で構成。 「もう一人の主人公」であるフリーライターの小…

完結済シリーズに1話追加@カクヨム。

「今はない、どこかの国の話」を綴ったショートショート連作『望郷』に、 今頃ですが1編追加しました。全部で5編、トータルでも1400字に満たない小さな物語です。よろしかったら通読なさってみてください。https://kakuyomu.jp/works/1177354054891285930 …

迷惑メールフィルターが騙される。

時々、笑える日本語のメールが迷惑メールフォルダに入っていますが。 先ほど通常の受信フォルダに、こんな感じのメールが。 Amazonプライムを騙る詐欺メール 少しググってみたら、類似のメールはゴールデンウィーク頃(?)から 出回っていたようです。 本物…

ブックレビュー『香水――ある人殺しの物語』

ドイツ人がドイツ語で描き出した18世紀のフランスが舞台の奇想天外な物語。雅やかなタイトルだが、中身は相当にエグい(いい意味で)。 ある人殺しの物語 香水 (文春文庫) 作者: パトリックジュースキント,Patrick S¨uskind,池内紀 出版社/メーカー: 文藝春…

首里城再建支援プロジェクト

ふるさとチョイスでの那覇市「首里城再建支援プロジェクト」、 5ヶ月で1億円という目標だったのに、 三日で早くも倍以上、集まっていますね、素晴らしい! かく言う私も微々たる額ですが、寄付させてもらいました。 草の根運動って大事だよなぁ……。 でも(…