タイトルは、ちょっぴり
某アンソロジーを意識していたり、しなかったり。
幻想文学と称すべきだけれども、カクヨムにはその枠がないので、
やむを得ず「現代ファンタジー」または「ホラー」に
ジャンル分けしている作品を――ということで、
完結済の現代ファンタジー&ホラーを募集。
幻想文学の定義も曖昧というか、裾野が広いですが、
Wikipediaの当該ページに出てくる中に、
愛読している・影響を受けていると言える作家の名がある方の
作品であれば、いいんじゃないでしょうか。
かつて澁澤龍彦は幻想文学新人賞選評で下記のように述べたそうです。
> 明確な線や輪郭で、細部をくっきりと描かなければ
> 幻想にはならない[*1]
> あいまいな、もやもやした雰囲気の中を、
> ただ男や女がうろうろと歩きまわるだけの話を
> いくら書いたって、
> そんなものは幻想でも何でもありやしない。[*2]
《出典》『都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト』(学研M文庫)
p.152[*1] p.156[*2]
内容は謎が多く不可解だったとしても、
叙景や心理描写は明瞭であることが肝要かと。
ついでに言うと、魔法とかドラゴンとかはお呼びじゃないのよ。