またモニョモニョッとツイートしてしまったので
ここに纏めておきます。
岩波書店ブックレット『図書』を愛読しておりまして、
今頃ですが最新号にようやく目を通し終わり。
あれ、もしかして8月号はもう売り切れなのかな??
それはともかく、斎藤真理子さんの連載『本の栞にぶら下がる』
「編み物に向く読書」を読了。
いつも楽しく拝読しているが、今回は特に面白かった!
編み物をしながら読むのに最適な本とは(エエッ)??
曰く、
「編み本」の第一条件は、
「食」と「衣」に関する惚れ惚れするような描写があることだ。
編み本というのは編み物の最中に読むための本ですね。
我が家では睡眠導入本をおねむ本と呼んでいますが(笑)。
それ以外には……うーん、私は本を読むときは精々お茶を飲みながら程度で、
全然難しいことは出来ないけれども、
書物の中には惚れ惚れするような「食」や「衣」があってほしいと思うので
引用されていた作品の文章にシビレました。
そのうちアタックしてみよう。
脳が舌なめずりするのを感じる。
登場するアイテムの一つ一つが魅力的に感じられるのは、
文章全体がよほど入念に練られているからだろう。
ここもブンブン頷きながら読んでしまった。
そうそう、つい脳が舌なめずりしてしまうような物語を
たくさん読みたいのだ。
編み物はしないけれどね(笑)。