カクヨム『5分で読書 2022』《恋愛編》の
お題を目にして思いついたネタを500字小説にしてみました――
fukagawa-natsumi.hatenablog.com
からの、もう一つ別にエントリー用作品を書いて
締め切りギリギリに間に合わせました、というお話。
題して「空夜終夜」。
夏休みの途中から父の実家で暮らすことになった少女を
待ち受けていた奇妙な祭りの準備――。
タイトルは二字熟語の合成。
〈くうや・よもすがら〉と読んでいただきたい。
■ 空夜=静かな夜,寂しい夜
■ 終夜=一晩中,夜通し
……すいません、エロ描写抜きですが雰囲気微エロです(笑)。
だって、お題は《だれにも言えない恋》ですよ、
そりゃあ悶々系になりますでしょう(え、違う?)。
それにしても手数がかかったなぁぁ。
500字小説「遺影」を公開した後、
まだコンテストの締め切りまで時間があるな、
ひょっとして規定(3000~6000字)に則った版も
書けそうかな……と考えて、
引き延ばしバージョンをと画策したものの、無理だ、引っ張れん!
と、すぐ挫折して、
地方の旧家の因習バカヤロー的な別のストーリーにしてはどうかと。
理不尽な状況に放り込まれてとまどう少女と、
その世話役を担う青年――だったら
書けるだろうかと思ったのですがね……。
極力短期間で仕上げたい、コンパクトにまとめたいと考えると、
3000字にも満たなくなってしまうのが悲しい性(さが)。
で、もうちょっと膨らまして……と息を吹き込んだら、
今度は箆棒に長くなりそうな嫌な予感が。
事実、「空夜終夜」ver.0は2300字ほど書いた時点で
まだヒロインが屋敷の中に入っていないという(汗)。
アカン! 仕切り直しや!!
とギアチェンジしたのが23日(木)夜でした。
締め切りは27日(月)23:59。
てなワケで、どうにか四日ほどで、5600字余りでフィニッシュ。
ちょいと脳が疲れました。
甘いものが欲しいよぅぅ(こんなときに限って何もないぞな)。
小説を書いていると(内容にもよりますが)
割と手指にピントが合いがちなのですけれども、
今回は足ですね。
脚ではなく、足。
フヒヒ👣
ともかくも、どこか部分的にでも刺さるところがあれば幸いでございます。
ご笑覧ください。