本日(だろうか?)
お買い上げくださった方、誠にありがとうございました m(_ _)m。
作者としては、これまでの中・長編のうちでは一番出来がいい子(笑)
だと思っている作品です。
お楽しみいただければ幸いです。
深川のBOOK☆WALKER既刊はこちら。
kindle版もございます。
紙の本(私家版)は販売委託先様に。
今後ともよろしくお願いいたします。
ポーラ美術館で開催中の『シュルレアリスムと絵画』を鑑賞。
撮影可の場所をパシャッと。
ポストカード3枚。
上・左は古賀春江「白い貝殻」。
お誕生日月の人が受付で身分証を提示すると貰えるプレゼント。
上・右はアンケート回答者が貰えるモネ「睡蓮の池」。
下はミュージアムショップで購入した
デルヴォー「トンゲレンの娘たち」(美しい!)
調子に乗ってダリのオードトワレ(小瓶)も購入。
澁澤龍彦が翻訳したフランスの小説集、全6編収録。
タイトルは仰々しく重苦しいが、
中身は意外に肩の力を抜いて楽しめる軽さ(巻頭作以外)。
恐怖より黒い笑いの比重が高い。
圧巻のボリューム、ジュール・シュペルヴィエル「ひとさらい」は、
家庭環境が複雑そうな子供を攫っては家族を増やす夫婦の話。
フィレモン・ビガ大佐は自らミシンで子供らの服を縫い、
立派な父たらんと身構えるが……。
現実の誘拐犯はこんなに丁重で優しくはなく、ゲスの極みでしかないと思うが、
親と共に家にいても落ち着かず、
自分の居場所を他に求めようとする子供の心持ちは、
経験があるだけによく理解できる。
とはいえ、いくらお金持ちで優しいおじさんに引き取られようと、
成長すれば我を通すようになるし、
男女が共存すれば恋愛沙汰も生じて話がややこしくなり、
何もかもおじさんに都合のいいパラダイスが維持されるはずはないのだった。
地位も名誉もあり、裕福で私生活にも恵まれた男の心に魔が差して、
転落の一途を辿る、ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』(1932年)を
何となく連想した。
特に面白かったのは巻末の掌編、レオノラ・カリントン「最初の舞踏会」。
社交界デビューしたものの、自宅で開かれるパーティを嫌がる娘の奇策、
その協力者とは……。
クスッと笑える、とぼけた味わい。
edgeもダメ、Readiumも終了、GooglePlayBooksはPCだとレイアウトがグダグダ
ほなepubどないせぇ言うね問題について。
早暁ハタと気づきました。
BOOK☆WALKERで作品を販売するに当たって、
プレビューが必要だからとビューワーをインストールしたではないですか!
そういうことでした(笑)。
カクヨムの自主企画【クリスマスをテーマにした短編】に乗っかって、
思い当たる旧作を掘り起こし、部分的に修正して公開しました。
タイトルは「雪花(せっか)」。
「花のような雪」の意、あるいは「雪を花に見たてていう語」。
昔の個人ホームページでのリクエスト企画に応じて書き下ろした作品で、
お題は「雪」×「冬の怪談」でした。
注文主の好みを意識したため、私らしくもない甘い雰囲気になりましたが、
最後に「毒」をブチ込むことは忘れませんでした(笑)。
縦書き版はRomancerでお読みいただけます。
最初、『掌編』に放り込んでしまいましたが、
ショートショートではなく5000字オーバーの短編ではないか!
と遅れて気づき、ファイルを作り替えました。
やれやれ……。
自著とセレクト古書の販売を委託しています。
お店の企画タイトルは『自著と蔵書の一箱委託販売』。
お近くにお住まいの方、阿倍野方面へお出掛けになる方は
是非お立ち寄りの上、お手に取ってご覧ください。
いつも発送前に品物の写真を撮るのですが、
今回は格別ドタバタしていて、気がついたらガッツリ梱包した後だった
……ので、画像はナシです。
ハードカバーも文庫も取り混ぜ、
探偵小説、SF、幻想文学、絵本――等々、いろいろ盛り込んだ中に、
自著(自費出版本&私家版)も混ぜてもらっている……といった塩梅です。
意外に長く行き遅れている(笑)のがコレですね。
誰か買って!