深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

2019-01-01から1年間の記事一覧

既刊紹介『一服千考』

タイトルは「いっぷくせんこう」。「一つのことを突き詰めて考えるより、 一服して頭を切り換えた方が、いい知恵が出る」という意味の四字熟語。 吸血鬼をモチーフにした長編小説『サンギーヌ』の「もう一人の主人公」について綴った番外短編集。 私家版とki…

既刊紹介『トゥッティフルッティ』

「恋には犠牲がつきもの」「犠牲には血がつきもの」――。 みどりは兄と、とあるマンションに腰を落ち着けたが、その街では奇妙な傷害事件が起きていた。また、前後して姿を現した川辺の見世物小屋とは……。 書き下ろし中編、120ページの私家版(文庫本)。 居…

既刊紹介『サースティ』

愛車を駆って気儘な一人旅を楽しむ独身中年に旧友の息子から連絡が入った。二人はしばしの間「親子ごっこ」に興じることになったが……。 名前のない男と少年と、名付けられるのを拒む異形の神にまつわる物語。 書き下ろし中編、122ページの私家版(文庫本)。…

既刊紹介『フラゴナールの娘』電子書籍版

「あなたも私も、こうして鏡に映っているようじゃ、まだまだだ。 人智を超えて人外になるには、どうしたらいいのかしらね?」 ――『フラゴナールの娘』同時収録「さえずり」 ***** オリジナル中編小説2編を収録した自費出版本『フラゴナールの娘』の電…

既刊紹介『フラゴナールの娘』

「10号のバースデイケーキなんて、随分盛大なお祝いだったんですね」 「……あら、バレちゃった?」 ***** 自費出版本。 2015年にネットで公開した「フラゴナールの娘」修正版に書き下ろしの姉妹編を合わせた1冊。実際の商品にはカバーに「帯」が付いて…

言語の壁。

小説を書く前の準備運動。 「旅愁」というのは美しい言葉で、 たった一語で複雑な感情を表現してくれる。 では、これを外国では何と言い表すのか、気になったので少し調べた。 出店はWeblio辞書、他。 【英語】loneliness on a journey / melancholy felt w…

お引っ越し。

ホラー,サスペンス,幻想文学系の小説を書いて 自費出版本と私家版をリリースしています。委託販売がございます。 KDPも始めました。詳細および無料お試し読みのご案内はHPにて。http://fukagawanatsumi.wix.com/antiparadis ……という私がはてなにやってま…