深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

Midjourney漂流記‐その後。

Midjourney漂流記、後日譚です。

 

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

 

数日、Midjourneyに触れずして、

昨晩ふと戯れに適当なことを言ってみて様子が違うと気づきました。

縦横比 9:16 あるいは 16:9 が却下され、

(正方形が嫌なら) 3:2 か 2:3 と指定しろと言われてちょっとガッカリ。

約束事が変わってしまったのです……(茫然)。

気を取り直して、

画像の指示文は a white rabbit came running by in a great hurry

 

【A】-- aspect 指定なしで正方形で出力させたもの。

 

迸る躍動感。

年賀状に使えそうですね。

かなりリアルなウサギ像ですが、

指示文はルイス・キャロル不思議の国のアリス』から引用したので、

ハチャメチャ感を期待していたのですけれど、裏切られました(笑)。

 

 

お次は……

when they all moved one place on (that was the rule at this curious tea-party)

そうです、めちゃくちゃお茶会もしくはくるくるパーティ(!)をば。

 

【B】同上。おお、愉快。

 

続けて --aspect 3:2 指定で、もういっちょ。

 

【C】不気味かつユーモラス。

 

ここで「ふむ。partyと言えば無理なく複数人を登場させられるのだな」と学習。

左上はポール・デルヴォー風ですね。

 

ja.wikipedia.org

 

帽子や鬘は tea-party ⇒ The Boston Tea Party を連想して

その時代に合わせた結果でしょうか。

 

ja.wikipedia.org

 

ともあれ、右上のカエル一家が気になったので、

UボタンU2ですね)を押して解像度を上げてみました。

 

【D】青蛙堂鬼談(?)

 

少し画面を明るくしてtwitterのヘッダ画像に採用。

それにしても、短い文言なのに画像の情報量が凄いですね。

そこで、シンプルな呪文をば。

the mad tea party

mad はひょっとしてBAN! かな? ――と恐る恐る。

でも、全体を " " で括ったのでセーフだったみたいです。

 

【E】the mad tea party(U1)

 

左から帽子屋、三月兎、アリス、眠りネズミ……なのだな。

ちゃんと『不思議の国のアリス』の話題だと了解してくれているようです、

Midjourney先生。

 

【F】the mad tea party(U2

 

こちらは三月兎が帽子屋を兼ねてしまいましたね。

アリスが可愛くないゾꐦ

わかってくれているようないないような。

【E】は気に入ったので、当ブログ他のヘッダに採用しました。

 

さて。

私が何日か離れていた間に、最初から Remaster されたレベルの絵が

出るようになったんでしょうかね(←よくわかっていない)。

四つの画像が出た後にUボタンで一つを選んで解像度を上げると出現していた

Remaster ボタンが登場しなくなったので、

多分そういうことなのでしょう。

自作小説の雰囲気画には

もう少しスカスカしているくらいでちょうどいいのですけどね。

こんなに緻密じゃない方が……と思って、

既製品と無関係な自著用の適当な短文を入力したら、

それなりのとぅるんと間が抜けた絵が出たので一安心(笑)。

とはいえ、リニューアル前のユルさとは比較にならないカッチリぶり。

これは従来と逆に stylize の数値を下げるべきか。

といった次第で、

同じ the mad tea party の4語でもって--stylize 200 で再挑戦。

 

【G】the mad tea party --stylize 200

 

The Nightmare Before Christmas みたいだな🎄👻💫

 

ja.wikipedia.org

 

stylize値がヤケに低いと思われませんか?

そうなんです、元はデフォルトで 2500、

大きくすればシリアスに整った感じに、

小さくすれば味はあるけれど多少崩れた感じに仕上がっていたのですが、

リニューアル後は stylizeの値は0~1000にしなければならなくなった模様。

ということは無指定=500か?

だとすると、私好みの自作雰囲気画を出すには、

結構小さい数字にする必要があるのかも……。

うーん、以前の --stylize 20000 なんつって人物がどっかいっちゃって

場の空気感だけになるパターンとか、あれはあれで面白かったんだけどなぁ。

ほどほどの面貌の人物を出してもらってから

Remaster で超美男/超美女化!

っていうのもドキドキワクワクして楽しかったのだけど。

まあ、仕方ない。

そうそう、まだ結構ダメダメなケースも多いっちゃあ多いですけれども、

Midjourney先生、リニューアル後、

超絶不得手だった手指の描き方がちょっぴり上達した気がしませんか?

今後に更なる期待、ですね。

出来ればミュールを履いた足のペディキュアを施した美しい爪先、

てなモノをきちんと描出していただけると大変ありがたいデス。

 

【余談】

 長年愛読してきた註釈付きアリス(不思議&鏡)が

 ボロボロになってしまったので、去年、引っ越し前に

 2019年刊の新しい本を買ったのでした。

 積んだままですが💧