BS-NHKとBS松竹東急でオンエアされた映画を録画して
ポツポツ視聴しているのですが、
一つ一つレビューを書かんでもいいかな、ということでザックリと第16回。
ブルー・クリスマス -BLOOD TYPE : BLUE-
1978年。
国際会議の席上でUFOの実在を訴えた兵藤光彦博士が直後に何者かに拉致された。
国営放送の報道部員・南一矢は博士の行方を追う過程で、
世界各地に青い血を持つ者が急増していることを知る。
その人たちは元は普通の人間だったのだが、
UFOとの接触によって血液中の物質が変容してしまったらしく……。
うわぁ、凄ぇ珍作(笑)!
侵略SFと思いきや、
未知の存在に怯える一般人の恐怖心を為政者が掌握し、
コントロールしようとしているゾ、というポリティカル・フィクション(?)
だった。
なるほどなぁ……といったところだけれど、ちょっと長い(冗漫)。
そして、時代のせいか出て来る人が皆々ひっきりなしにタバコ吸いっ放しで、
何だか気持ち悪い💧
ところで、テレビのオンエアではスルーされていたが、
劇場公開時はエンドロールで主題歌が流れていたのだろうか?
15時17分、パリ行き
幼馴染みのアメリカ人青年三人がヨーロッパでバカンスを楽しむ。
アムステルダムからパリへ行くべきか否か、行かんでもエエのでは?
いや、やっぱ行くべし!……その車内で事件が起きた。
----- 重大なネタバレ部分1行を例によって白文字にしております -----
2015年に実際に起きた事件の当事者、俳優ではない三名に本人役を再現させた怪作。
自身の個性と学校の方針がマッチせず、嫌な思いをした少年たちが成長し、だが、
ルサンチマンを拗らせるのではなく、世の中と折り合いをつけるために自らを鍛え、
誰かの役に立ちたいという一心で努力を重ねた成果を非常時に遺憾なく発揮した、
といったところ。
演出法などに賛否両論あった模様ですが、私はこれ、好きです。
疎外感を募らせた者が「自分を理解しない世間が悪い」と考えたら、
本事件の犯人みたいになっちゃうのかもしれないし、
逆に、主人公たちのように「ポンコツだって人助けしたい!」と思って
真っ当に生きることも可能なのだし――という、ね。
【余談】
①子供時代のスペンサー君の部屋に『フルメタル・ジャケット』のポスターが!
②彼らはテレビでアメフトの試合を観ていて、
サッカーが好きという描写は特になかったのだけれど、ヨーロッパ旅行の折に
スペンサー君がバルサのネイビーブルーのポロシャツ(NIKE)、
勝手にしやがれ
ミシェルは自動車泥棒の揚げ句、追って来た警官を射殺して、お尋ね者に。
彼はパリで
ヌーヴェルヴァーグと言えばコレ、ですよね、だけど……
私には全然、よさがわからない……😿
ただ、ジーン・セバーグは猛烈に、きゃわわゆいぃぃ💕(一見の価値アリ)
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