深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

ここしばらくの間にテレビで観た映画メモ。

BS-NHKとBS松竹東急でオンエアされた映画を録画して

ポツポツ視聴しているのですが、

一つ一つレビューを書かんでもいいかな、ということでザックリと第四回、

岩下志麻サマ祭り。

 

 

影の車

旅行代理店勤務の浜島幸雄はバスでの帰途、車内で偶然、幼馴染みと再会。

保険会社で働く小磯泰子は夫に先立たれ、

六歳の息子・健一と二人で郊外の一軒家で暮らしていた。

二度目の偶然の遭遇から、幸雄と泰子の距離は一気に縮まり、

幸雄は倦怠期にある妻を放って泰子の家へ足繁く通うようになったのだが……。

不倫に陥った男が相手の女性の子供に憎まれている気がして不安に苛まれる、

というお話。

子供には本当に悪意があったのか、なかったのか。

紅葉狩りドライブの途中でほったらかしにされたときは確実に「あのおぢ●す!」

って思っただろうけど(笑)。

私ゃてっきり泰子が幸雄の母の愛人だった男性の娘で、

幸雄に復讐しようと近づいてきたのかと思っちゃいましたよ。

そこまで入り組んだ話ではなかったわ。

 

原作は松本清張「潜在光景」(未読)。

 

悪霊島

崖から海に落ち、客船に救助された男のダイイングメッセージは、

鵺の鳴く夜は気をつけろ……だった。

金田一耕助が持ち込まれた依頼に従って人を探すため、瀬戸内海へ向かうと、

当の人物は崖から海に落ち、謎めいた言葉を残して死んでしまった。

金田一は磯川警部らと合流し、刑部島の秘密を暴くことに……。

島の最高権力者が身内の悪癖を隠蔽しようとした結果、

何人も犠牲者が出てしまった――といった事件。

家名や体面を慮ることが遠因ではあるのだが、

要は好きな男との仲を裂かれた美女が理性を失って……といった話で、

さほど恐ろしくも気色悪くもなかったなぁ。

自らのルーツを訪ねてやって来たヒッピー青年・三津木五郎を

もっとストーリーにきっちり絡めた方が面白かったのでは。

一番見てよかったと思ったのは石橋蓮司さんの女装&メイク顔でしたけど(笑)

ただただ志麻サマ最高、美しい!

という視聴体験となりましたわ……と言いつつ、今、気づいたけど、

最大の違和感の正体は、

エンタメ界に身を置いている三津木五郎がジョン・レノン暗殺の報に接して

一つの時代の終焉を実感し、

十年以上前に目の当たりにした刑部島の事件を回想するという体裁の物語に

なっているのだけれども、イメージソングとして流れるビートルズ

"Get Back" "Let it Be" はいずれもポール・マッカトニーの曲なんだわさ。

いろいろしっくり来ないのはそのせいなのかも……。

 

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

fukagawa-natsumi.hatenablog.com