深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

ドラマ『探偵・由利麟太郎』最終回視聴。

とうとう終わってしまった『探偵・由利麟太郎』……。

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最終エピソード「マーダー・バタフライ」は

横溝正史『蝶々殺人事件』をベースにしながら、

殺人の動機や結末が違う。

 

違うけど、充分面白かった。

別物として満喫(笑)。

 

ところで、ラストの三津木くんのセリフを受け、ハッとして、

録画した第1回・第2回の序盤をササッと見直したところ……

なるほど。

第1回冒頭で由利先生はアナログ盤の『蝶々夫人』を聴いていたので、

てっきりドラマの中では原さくらファンなのかと思っていたら、

おやおや(ニヤニヤ)――というか、

私が第2回序盤の「証拠物件」(CDジャケット)を

見逃していただけだった(恥)。

原作どおりとは行かないまでも、もう少し、

由利先生と相良千恵子ちゃんの距離が縮まればよかったのに……

って、おおっと(原作の)ネタバレ厳禁どすえぇ。

 

一つだけ不満があるとすれば……

最終回に「お食事タイム with 紙エプロン」が登場しなかったこと(笑)。


ともかく、面白かったので、
今後はオリジナルストーリーで年に何度か特番をやってもらうわけには
まいりませんでしょうかねぇ。

椅子の主(恐らく故人で由利先生の妻もしくは恋人だった女性)のことや

壊れた懐中時計にまつわるエピソードが未開陳だし。

何とかなりませんかねぇ……ねぇ……(エコー)。