深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

宇能鴻一郎

ブックレビュー『べろべろの、母ちゃんは……』

前々から気にかけていた出版芸術社《ふしぎ文学館》シリーズ。 遂に手に取ったのは昭和の大官能作家(!)宇能鴻一郎の 初期短編集(1963~1970年)。 純文学からポルノに転向する途上の怪奇幻想系作品全10編。 芥川賞受賞作家とは、 この本を読むに当たって…