前回の『thirsty』以来、
2年8ヶ月ぶりに MyMooks.jp に注文しました。
ご存じの方も多いと思いますが、
ブログやtwitterの記事をまとめて製本してくれるサービスです。
が、ブログやtwitterの記事でなくても本にすることは出来ます。
編集フォームにテキストを流し込んで細かい点を調整すれば、
私家版が作れるのです。
『宵待蟹岬毒草園 ◆ 戯曲変』がようやく完成したので、
先ほど注文を入れました。
手こずったのは、委託先様へ送り込む販売用の文庫本と
自分だけのための上製本、2バージョンを作っていたからです。
同時に発注しないと送料その他、ロスが出るので……。
納品されたら委託の準備を進めます。
今月中……は……もう無理かなぁ(トホホ)。
それにしても、2バージョンを行ったり来たりチェックして、
あちこちズレているは後になって文字の抜けに気づくは、
なんやかんや(汗)。
普段、原稿を書いているときはJIS漢字水準などほとんど意識しませんが、
MyMooks.jpではあまり難しい漢字は出ないので、注意が必要です。
× 剝 ⇒ ○ 剥
ですとか。
前者(×)を編集フォームに入力すると、
後で印刷見本に目を通したとき、その一文字が空白になっている、だとか。
古い話になりますが、最初の私家版である小冊子『珍味佳肴』では、
螭竜の「螭」が表示されないので、
やむなくタイトルを「雨竜」としたのでした。
なので、弊竇の「竇」が出てくれたときはホッとしました。
他に気になる点と言えば、
錆の旁が「靑」ではなく「青」になってしまうこと。
まあ、致し方ありますまい。
仕上げを御覧じろ。
ふぅ。