カクヨムの近況ノートと重複しますが、こちらにも記録しておきたいので……。
カクヨム自主企画《残酷描写ミセテ》というタイトルが目に留まったので、
掌編「蛺蝶(たてはちょう)」を潜り込ませました。
(弾かれる可能性無きにしも非ず、ですが)
「描写」がポイントということで、短いお話の方がよかろう、と。
実は書いた本人はそんなに残酷だとも思っていないのですが
(むしろ“悪質な冗談”の一種ではないかと……)
繰り返しますけれども、企画は「描写」を問題としているらしいので、
それっぽい作品をチョイスし、便宜上【残酷描写あり】にチェックを入れました。
総体として本当に“残酷な物語”は他にあるし、
存外、そこでは具体的な残酷描写(著しい他害行為、等)は
サラッと流してあって克明に描かれていない、てなことはザラですわな。
いや、個人的にはgoreな行い・状況よりも、
特段、流血沙汰だとかは起きないが、
結果として取り返しのつかないことになってしまう「不可逆性」にこそ
真のcrueltyが潜んでいる気がするのでした。
そうそう、昔、この映画を観て「なんて残酷な……」と思ったわ。
途中の“行為”よりも結末がね、余程。
後から原作も読みました。
ここに並べるなんて不遜にも程がある!
と思いつつ(汗)拙作中、今のところ最もcruelなヤツも挙げさせてくだせぇ。
作中で人が死ぬわけでなし、暴力沙汰も起きないけれど、
メンタルがアレになる感じの中編(※個人の感想です)。