深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

cruelty

カクヨムの近況ノートと重複しますが、こちらにも記録しておきたいので……。

 

カクヨム自主企画《残酷描写ミセテ》というタイトルが目に留まったので、

掌編「蛺蝶(たてはちょう)」を潜り込ませました。

(弾かれる可能性無きにしも非ず、ですが)

 

kakuyomu.jp

 

「描写」がポイントということで、短いお話の方がよかろう、と。
実は書いた本人はそんなに残酷だとも思っていないのですが
(むしろ“悪質な冗談”の一種ではないかと……)
繰り返しますけれども、企画は「描写」を問題としているらしいので、
それっぽい作品をチョイスし、便宜上【残酷描写あり】にチェックを入れました。
総体として本当に“残酷な物語”は他にあるし、
存外、そこでは具体的な残酷描写(著しい他害行為、等)は
サラッと流してあって克明に描かれていない、てなことはザラですわな。

いや、個人的にはgoreな行い・状況よりも、
特段、流血沙汰だとかは起きないが、
結果として取り返しのつかないことになってしまう「不可逆性」にこそ
真のcrueltyが潜んでいる気がするのでした。

 

残酷な子供 グロテスクな大人

残酷な子供 グロテスクな大人

  • 作者:春日 武彦
  • 発売日: 2006/10/30
  • メディア: 単行本
 

 

 

そうそう、昔、この映画を観て「なんて残酷な……」と思ったわ。

途中の“行為”よりも結末がね、余程。

 

蝿の王 [DVD]

蝿の王 [DVD]

  • 発売日: 2003/06/13
  • メディア: DVD
 

 

後から原作も読みました

 

 

ここに並べるなんて不遜にも程がある!

と思いつつ(汗)拙作中、今のところ最もcruelなヤツも挙げさせてくだせぇ。

 

サースティ

サースティ

 

 

作中で人が死ぬわけでなし、暴力沙汰も起きないけれど、

メンタルがアレになる感じの中編(※個人の感想です)。

 

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