お盆に合わせた怪談掌編を書き下ろし、公開しました。
死者の魂をいっとき招き寄せる行事に参加した少年の記憶
「霊迎(たまむかえ)」。
〈お盆〉〈夏の日[※]〉〈スイカ〉を盛り込んで
5000字以内で書き下ろし、という企画への参加作品です。
お盆の入りに間に合ってよかった……。
縦書き版はRomancer『掌編 -Short Short Stories-』で
お読みいただけます。
目次からお入りください。
ちなみに、題名は盂蘭盆に先祖の霊を家々に迎えること。
「霊迎え」と送り仮名を付すのが一般的ですが、
コトバンクには「魂迎・霊迎」という項目があるので
表記として問題はない、ということで。
送り仮名を省略したのは、
辞書に載っている二字熟語にしないと『掌編』に収録できないという
自分ルールのためです(笑)。
[※]
〈夏〉でいいと思うのですが、何故こんな語句なのかな。
私の知らない符牒でもあるのだろうか……(笑)。