深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

物語への希求に年齢は関係ない。

「若者の映画館離れ」は本当か? をザッと読みまして。

 

料金設定等、策を講じて映画館に若者を呼び込もうという考えには大いに賛成。

“金銭的に余裕がある=財布の紐が緩い” 年齢層が、

昔と今では違っているのだから、それに合わせた対応を取ってもいいのでは。

 

 

ただ、

 

 > 「物語」というものは、基本的には20代前半までの人のためにこそある

 

にも概ね頷ける……が、

 

 > 40代、50代と年を重ねるごとに、

 > 多くの人はフィクションへの興味が薄れていきます

 

という決めつけには承服しかねる。

そこは人それぞれで、年を取ってフィクションへの興味を持たなくなる人は

そもそも若い頃から「物語」へののめり込み具合が浅かったのでは?

と思う。

私は子供の頃からずっと、かなりの年齢(詳細は黙秘ww)になった今でも

「物語」への関心が強く、

可能な限り小説や映画の世界に分け入りたい気持ちが強い。

そのために、なるべく心身ともに健康でいたいし、

「いざ!」というとき、心おきなく浸れるように、

やりたいわけではないが必ずやらなければならない雑事を

日々粛々とこなしているわけですよ。

 

よって結論はタイトルのごとし。

重箱の隅を楊枝でほじくる ような駄文で申し訳ない。