深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

掌編「皇帝」イメージ画像差し替え。

Midjourney有料版で過去作の宣伝用雰囲気画を作っています。

過日、そのMidjourneyがバージョンアップして、

前より手間をかけずに情報量の多い絵を出してもらえるようになりました。

そんなワケで、発表済のイラストを折りに触れて差し替えようということで、

今回は掌編「皇帝」の巻。

 

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【A】猫雷(ネコライ)さま完成形。多分🐾

 

旧仕様で作ったときと基本的に同じ指示文で上の絵になりました。

 

【B】猫雷(ネコライ)さま初期型。

 

最初からタブレットを出してくれと訴えていたのですが、

何度か試してもダメだったんですよねぇ。

ところが現行Midjourney先生は極めてサラッと要求に答えてくれたのでした。

 

【C】白猫 with iPad 🐾

 

今回は【C】を出してもらった後、

そうだ、カクテルとは言わないまでも、何か傍にドリンクがあった方が……

と思い直して、指示文を修正。

で、【A】出現と相成りました。

 

ちなみに、モデルになったリアル猫の写真がこちら。

 

ピントが甘い。

 

「皇帝」はカクヨムの他、

Romancer『月と吸血鬼の遁走曲(フーガ)』や

くるっぷでもお読みいただけます(上のイラストを添えて綴じておきました)。

 

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無料作品集『からんどりえ』はくるっぷの他、Romancerでも、

また、ダウンロードが必要ですが、BOOK☆WALKERやBOOTHでも

お読みいただけます。

 

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今年最後の〈肉の日〉に寄せて。

29日は肉の日でございます。

そこで、先ごろ少し進化したMidjourney先生に

「肉の日を満喫する人を出して」と言ってみました。

 

【A】はにかみマッチョ。

【B】肉体美を誇示したい(?)マッチョ。

【C】マッチョウェイター。

 

……どうしてこうなった _| ̄|○💧

しかも【B】【C】は焼く前、ナマだし。

うーん。

他にも何人か、濃いヒトたちが登場したのですが、クドイから略。

気になったのは、ナイフやフォークが出て来た場合、

向きが逆になっていたこと。

まだまだですね、先生。

来年は更に精進したまへよ(なんちて)。

 

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掌編「ミニャルディーズ」イメージ画像作成。

過去作の雰囲気画作成を進めております、Midjourney有料版で。

今回は、感染症蔓延下の切ない乙女心(?)を描いた「ミニャルディーズ」。

 

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【A】想定よりずっとしっかりしたお嬢さんっぽくなった。

 

【A】に決まるまで紆余曲折ありまして。

Midjourneyが現行の仕様になったことで、

試しにそっちでもやってみるか……で、出て来たのが【A】及びその他。

[新]stylize 250 です。

それより前、stylize 標準値が 2500 だったときに一旦作った絵を却下。

【B】と【C】です。

 

【B】[旧]stylize 3500

【C】:【B】を Remaster したもの。

 

雨の中、道路が渋滞してしまい、ジワジワ不安に苛まれる女の子の図、

といったところ。

【A】には最早、諦観が滲んでいますね(笑)。

【C】が一番「ああヤバいヤバい」感が出ているかな。

 

考え過ぎかもしれないですけれど、

今般はMidjourney先生の脳内の規定らしきものが垣間見えた気がしました。

こちらは a girl takes a seat in a bus と言っているのに、当初、朝焼けの中、

郊外というか野っ原の乗車場でバスを待って立っている姿が出たのです。

少し指示文を弄って、何とか着席させたのですが(笑)

時刻は夕方なんだよ~、どうしてそんなに明るいんだよ、

あ、もしかして twilight を早朝の薄明だと思ってる?

ぬぬぬ……💡✨わかったぞ、

アメリカ的常識では、ミドルティーンの女の子が(殊に遅い時間帯に)

単身バスに乗り込むなんてあり得ない事象だからだな! と、名探偵気分に。

あるとすれば朝方の通学バスに違いないとMidjourney先生は判断したのでしょう。

治安状況に基づく常識の違いですね。

また、彼女が不安げな表情をしているというなら、理由を添えてあげないと、

こちらのイメージにフィットする顔に仕立ててくれないようだな、

とも察することが出来ました。

そこで彼女が身の危険を感じている風な表現を用いると、

ワードチョイスによっては BAN! ですよ、きっと。

 

さて、「ミニャルディーズ」はカクヨムの他、

Romancer『月と吸血鬼の遁走曲(フーガ)』や

くるっぷでもお読みいただけます(上のイラストを添えて綴じておきました)。

 

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本作を含む電子書籍『カレンダーリオ』もございます。

出来ればこれを買っていただきたいでござるよ……。

 

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403adamski版に限り挿絵代わりの収録画像多め、また、

あとがきを兼ねた自作解説のコーナーを設けているのでお買い得です(笑)。

 

おかたづけ。

あっという間にクリスマス終了。

案の定、飾りっ放しだったリースを先ほど慌てて撤収。

嫌なんです、その日が終わっているのに飾りつけがそのまま、っていうの……。

昔、うっかり忘れてデカデカ飾ったまま旅行に出発してしまったことがあり、

別に誰が見ているわけでもないと思いつつ、帰宅時とても恥ずかしかった、

なんて経験も。

 

ところで、しれっと仕様が変わっていたMidjourney、

ユーザーが強引に捻り出したセンテンスでなく、

英米文化圏的常識ワードを並べた場合は、

少ない語数で結構複雑な、情報量の多い絵を出してくれるようになった模様。

 

little Alice and the mad hatter ①

little Alice and the mad hatter ②

 

帽子屋ティム・バートンの映画『アリス・イン・ワンダーランド』の

ジョニデですよね、①。

そういう目で見ると②のチビ帽子屋くんも、ちょっぴりジョニデ風。

 

 

個人的には自作小説の雰囲気画を出したいだけなので、

こんなに細密な絵画である必要はないワケですけれども、

服や帽子の質感の表現が見事だなぁ、と感心しています。

後は東洋文化圏的常識ワードに強くなってほしいと切に願う次第。

 

Merry Christmas !!

Midjourney(V4)でクリスマスカード的なものを作ってみました。

一応、くまプー&クリストファー・ロビンのつもりで……💧

 

 

よいイヴを🎄✨

 

Midjourney漂流記‐その後。

Midjourney漂流記、後日譚です。

 

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

 

数日、Midjourneyに触れずして、

昨晩ふと戯れに適当なことを言ってみて様子が違うと気づきました。

縦横比 9:16 あるいは 16:9 が却下され、

(正方形が嫌なら) 3:2 か 2:3 と指定しろと言われてちょっとガッカリ。

約束事が変わってしまったのです……(茫然)。

気を取り直して、

画像の指示文は a white rabbit came running by in a great hurry

 

【A】-- aspect 指定なしで正方形で出力させたもの。

 

迸る躍動感。

年賀状に使えそうですね。

かなりリアルなウサギ像ですが、

指示文はルイス・キャロル不思議の国のアリス』から引用したので、

ハチャメチャ感を期待していたのですけれど、裏切られました(笑)。

 

 

お次は……

when they all moved one place on (that was the rule at this curious tea-party)

そうです、めちゃくちゃお茶会もしくはくるくるパーティ(!)をば。

 

【B】同上。おお、愉快。

 

続けて --aspect 3:2 指定で、もういっちょ。

 

【C】不気味かつユーモラス。

 

ここで「ふむ。partyと言えば無理なく複数人を登場させられるのだな」と学習。

左上はポール・デルヴォー風ですね。

 

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帽子や鬘は tea-party ⇒ The Boston Tea Party を連想して

その時代に合わせた結果でしょうか。

 

ja.wikipedia.org

 

ともあれ、右上のカエル一家が気になったので、

UボタンU2ですね)を押して解像度を上げてみました。

 

【D】青蛙堂鬼談(?)

 

少し画面を明るくしてtwitterのヘッダ画像に採用。

それにしても、短い文言なのに画像の情報量が凄いですね。

そこで、シンプルな呪文をば。

the mad tea party

mad はひょっとしてBAN! かな? ――と恐る恐る。

でも、全体を " " で括ったのでセーフだったみたいです。

 

【E】the mad tea party(U1)

 

左から帽子屋、三月兎、アリス、眠りネズミ……なのだな。

ちゃんと『不思議の国のアリス』の話題だと了解してくれているようです、

Midjourney先生。

 

【F】the mad tea party(U2

 

こちらは三月兎が帽子屋を兼ねてしまいましたね。

アリスが可愛くないゾꐦ

わかってくれているようないないような。

【E】は気に入ったので、当ブログ他のヘッダに採用しました。

 

さて。

私が何日か離れていた間に、最初から Remaster されたレベルの絵が

出るようになったんでしょうかね(←よくわかっていない)。

四つの画像が出た後にUボタンで一つを選んで解像度を上げると出現していた

Remaster ボタンが登場しなくなったので、

多分そういうことなのでしょう。

自作小説の雰囲気画には

もう少しスカスカしているくらいでちょうどいいのですけどね。

こんなに緻密じゃない方が……と思って、

既製品と無関係な自著用の適当な短文を入力したら、

それなりのとぅるんと間が抜けた絵が出たので一安心(笑)。

とはいえ、リニューアル前のユルさとは比較にならないカッチリぶり。

これは従来と逆に stylize の数値を下げるべきか。

といった次第で、

同じ the mad tea party の4語でもって--stylize 200 で再挑戦。

 

【G】the mad tea party --stylize 200

 

The Nightmare Before Christmas みたいだな🎄👻💫

 

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stylize値がヤケに低いと思われませんか?

そうなんです、元はデフォルトで 2500、

大きくすればシリアスに整った感じに、

小さくすれば味はあるけれど多少崩れた感じに仕上がっていたのですが、

リニューアル後は stylizeの値は0~1000にしなければならなくなった模様。

ということは無指定=500か?

だとすると、私好みの自作雰囲気画を出すには、

結構小さい数字にする必要があるのかも……。

うーん、以前の --stylize 20000 なんつって人物がどっかいっちゃって

場の空気感だけになるパターンとか、あれはあれで面白かったんだけどなぁ。

ほどほどの面貌の人物を出してもらってから

Remaster で超美男/超美女化!

っていうのもドキドキワクワクして楽しかったのだけど。

まあ、仕方ない。

そうそう、まだ結構ダメダメなケースも多いっちゃあ多いですけれども、

Midjourney先生、リニューアル後、

超絶不得手だった手指の描き方がちょっぴり上達した気がしませんか?

今後に更なる期待、ですね。

出来ればミュールを履いた足のペディキュアを施した美しい爪先、

てなモノをきちんと描出していただけると大変ありがたいデス。

 

【余談】

 長年愛読してきた註釈付きアリス(不思議&鏡)が

 ボロボロになってしまったので、去年、引っ越し前に

 2019年刊の新しい本を買ったのでした。

 積んだままですが💧

 

 

掌編「クリーンルーム」イメージ画像作成。

過去作の雰囲気画作成を進めております、Midjourney有料版で。

今回は、

疫禍における新しい出会いのカタチについてのお話「クリーンルーム」。

 

kakuyomu.jp

 

画面が暗いですけど、いいんですよ、暗い寝室の話ですから。

 

肌が白過ぎるし、髪にはボリュームが足りないけれど、

バスローブのタオル地の質感がイイのでこれでヨシとします。

 

「サックヴィル」はカクヨムの他、
Romancer『月と吸血鬼の遁走曲(フーガ)』や
くるっぷでもお読みいただけます(上のイラストを添えて綴じておきました)。

 

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crepu.net

 

本作を含む電子書籍『カレンダーリオ』もございます。

出来ればこれを買っていただきたいでござるよ……。

 

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fukagawanatsumi.booth.pm

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403adamski版に限り挿絵代わりの収録画像多め、また、

あとがきを兼ねた自作解説のコーナーを設けているのでお買い得です(笑)。