深川夏眠の備忘録

自称アマチュア小説家の雑記。

Romancer掲載作表紙リニューアル。

全作品の表紙を改修するわけではないですけれども、

第二弾。

掌編『コンパニェーロ』の扉絵をMidjourney有料版で作成しました。

 

romancer.voyager.co.jp

 

ちょっとヒロインがおばあちゃんになり過ぎましたけど(笑)。

雰囲気は出たな、と。

 

Ⓒ Natsumi Fukagawa & Midjourney

 

カクヨム版はこちらです。

kakuyomu.jp

 

初っ端はこんなだったんですよ。

メルヘンの世界。

呪文は

old lady and white cat and old gentleman are sitting sofa,

they enjoying happy tea time

でも、人間が一人しかいなかったり、一人もいなかったり(笑)

ストーリー上、白猫でなきゃ困るんですけど、違ってるし💧

 

【A】

少し語句を変えて再トライ。

an old lady and a gentleman with a white cat,

enjoying happy tea time sitting sofa --aspect 16:9

 

【B】アスペクト比 16:9 を指定。

左上なんて凄く味があっていいんですけれども、

ああっ、猫が白でさえあってくれれば……と、泣く泣く三回目。

上手く行かないのでじいさまの登場は諦めて、

ばあさまセニョールだけに。

old lady enjoying happy tea time with a white cat,

they are sitting on sofa,--aspect 16:9

 

――で、この呪文にある一言を加えた結果、

表紙に採用した画像の錬成に成功したのですが、

それは秘密の隠し味ということで黙秘✨

 

Romancer作品集表紙リニューアル。

Midjourneyもあっという間に有料版ユーザーになっちまいまして。

メインの前に前菜を……ということで、

Romancer(無料でご閲読いただける広告も出ない小説掲載サービス)

ラインナップのうち、実は納得していなかった表紙を改革しようと。

 

romancer.voyager.co.jp

 

手始めに、

月と吸血鬼にまつわる掌編集『月と吸血鬼の遁走曲(フーガ)』をば。

 

romancer.voyager.co.jp

 

これを書いている時点ではリンク上の画像が古いもののままですが、

実際は既にこちらに変わっています。

 

Ⓒ Natsumi Fukagawa & Midjourney(って書けばいいのかな?)

 

こういうのでいいんだよ。

雰囲気、雰囲気🦇✨(昔のアングラ劇団のポスターっぽくて好き💕)

最初は一体どうなることかとハラハラしましたが。

 

全然違う……。

カッコイイけど月が出ていないのよ。

 

ここで大事なアナウンス。

midjourney_botには受け入れられない文言・表現があるそうです。

過度に暴力的だったり

公序良俗に反する恐れがあったりしそうな画像に結び付く可能性の高いワードは

却下されます。

今回、錬成の呪文の中に blood を入れたらダメそれ!!!

と、激怒されました。

じゃあ、どうすれば――って、

その語を使わずに、作ってほしいイメージに寄せてくれそうな表現を

捻り出すしかないですよね。

なるほどなぁ、と頷いてしまったのでした。

 

一日2,3旅③の補遺。

ピアノマン事件ですけれども。

 

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

 

Midjourney 無料版の枠を超え、

有料ベーシックプランに突入する境い目の辺りで生成させようとしていた画像の

様子がおかしかったので、後で一覧を見直したら、

いないと思っていたピアノマン=「誇張されたビリー・ジョエル」を

発見しました(違うかな??)🎹✨

 

右上、似てるっちゃあ似てるかも……。

 

一日2,3旅④

本来の目的を忘れそうになった頃、

Hey! ここからは有料だゼ、的なメッセージが返ってきて

ハッと我に返りました。

Midjouneyお試し無料版、画像生成&磨き上げ合計回数が25回に達したのです。

そこで、支払い手続きをしてベーシックプランを利用することに。

無料版では

ユーザーとMidjouney_botの膨大な応酬の波に溺れてしまいそうになりますが、

有料版ではタイムラインを表示させず、

ユーザーとMidjouney_botがダイレクトメッセージを取り交わす方式で

画像を吐き出してもらえます。

但し、有料版にはベーシックプランとスタンダードプランがあり、

月額料金が異なります。

お手頃な前者の場合、月$10(円安にはキツいけど……💸)で、

作業工程は非公開になりますが(botとDMでやり取りするので)

生成された画像はギャラリー的な場に掲示されますし、

マウスポインタを当てると代替テキストのようにして

錬成の呪文が丸見えになってしまいます💧

後者は完全非公開で悠々と利用できるワケですが、

月$30なので……いくら何でもちょっとそれは……ということで。

 

ところで、話は少し逸れますが、

もしやアプリ版の方が操作性が高いのではと睨んで使ってみたのです。

しかし、結果は逆でした。

私のPCに限ったことかもしれませんけど、

スクロールがスムーズに行かず、難渋したのでアンインストール。

ブラウザ版に戻りました。

 

さてさて。

手持ちの画像をネット上のどこか――

はてブロ利用者だったら、はてなフォトライフを使えばいいのですけど――

にアップして、その画像URLを添えてリクエストすると、

Midjouney_botがそれを踏まえたイメージを捻り出してくれると聞いたので、

やってみました。

 

題して「赤いチャイナドレスの女@横浜中華街」。

参照させた風景はコレ。

 

先月スマホで撮影した横浜中華街・市場通り門

 

【A】景色関係あるんかいな。

 

左上、何故首がない(どうしてこう、ホラーがかってしまうのか……)👻

左下、壊れた傘のような物を持っていますが、これは呪文が

standing woman in red China dress,have folding Chinese fan,

China town in Yokohama Japan

だったので、みっどじゃーにーたんが「中国の扇? 送風機??」と

首を傾げた結果なのでしょう。

支那だってばよ!!

 

 

第一、衣装がチャイナドレスになってないっ(嘆)!

まあ……カワイイですけどね。

赤くてスタンドカラーで腰回りがシェイプされていて裾にスリットが入った

ワンピース、みたいに言ってやればよかったんでしょうかね。

あるいは like Chun-Li で通じたのかも……。

 

ja.wikipedia.org

 

気を取り直して、問題の fan を除去。

standing woman in red China dress,Chinatown in Yokohama Japan

 

【B】

やはり私の求めるチャイナドレスではない。

まあ、左下など実に色っぽくてイイ感じではありますが。

今回も、顔の説明をしていないので後ろ姿なのでしょう。

しかも standing を意識しすぎというか。

 

さあ、もういっちょ行くぞ!

といったところで無料版から有料ベーシックプランに移行。

 

【C】

また左サイドがホラーですよ、上なんか意味不明💧

下は首なし(おいおい……)。

右上にはノンラー的な被り物が。

 

ja.wikipedia.org

 

何となく、ヤツのクセがわかってきました。

当然と言えば当然ですが、

欧米(いや、英米かな?)文化圏外のアイテム、概念には弱い、

ということですね。

それについては余談があって。

「赤いチャイナドレスの女」騒動の後、和モノはどうか試そうとしたら、ヤツは

cream an-mitsu って一体何ですか???

と訊ねてきましたよ(笑)。

画像生成不可だったので、ノーカウント。

もう疲れていたので、そこで打ち切ってしまいましたが、

もしかすると、引き続きDMで英語で説明してあげたら、

ヤツは一段階進化していたかもしれません。

誰かやってみて(他力本願)🥺💕

 

一日2,3旅③

Midjourneyにシンプルに「ピアノマン」を頼むよ――と

訴えてみたところ……ええ、

私が期待していたのは誇張されたビリー・ジョエルだったのですがね。

 

youtu.be

ja.wikipedia.org

 

ホラー風味になるのはなんでかッッ!?

 

【A】みっどじゃーにーたんが思い浮かべたピアノマン四体。

 

pianomanブギーマンやスレンダーマンやキャンディマンの仲間だと

思ったのでしょうかね。

 

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

en.wikipedia.org

 

【A】の右側二つの画像を更新してみました。

 

【B】Aの右上の更新版。特徴を強調。血塗られた音楽の思い出、か。

【C】Aの右下の更新版。マグリット感が抜け落ちましたが、ピアノは何処。

 

【C】が気に入ったので、更にブラッシュアップ。

すると……

 

【D】

ピアノ出現。

グランドピアノの屋根を閉じた状態でしょうか。

彼がこれからスタンバイするのかもしれませんね。

 

ああ、そろそろ無料版の生成枚数上限に達しそうです……。

 

一日2,3旅②

Midjourney無料版大絶賛練習中。

しかし、手が滑って考えていた文章とズレた指示を出してしまい、

何だかおかしなことに。

恥ずかしいので錬成の呪文は秘匿(調べられればすぐバレますが💧)。

 

【A】世界の赤ずきんちゃんコレクション……のつもりではなかった。

赤いサロペットを着たカワイイおにゃのこと白猫が噴水を覗いている……

はずが、in front of the fountain の in front of を書かなかったので

水に浸かっちゃってる💦

そして、オーバーオール(overall)着用と記述したら、

あのデニムのいわゆるオーバーオールではなく、

本当にオールオーバーな衣装になってしまいました。

予期せぬ赤ずきん(可愛いけど)。

そこで、overall を salopette(フランス語)に変えてみたのですが、

 

【B】世界の赤ずきんちゃんコレクションその2。

妙に神々しくなっただけでした。

修業が足りん……。

 

一日2,3旅①

有料版に移行してヒッソリ、コッソリ、

電子書籍の表紙や挿絵用のイラストを生成したいと目論んでおります故、

ひとまずMidjourney無料版での練習中です。

 

他のユーザーが錬成した絵を見ていると、

意外に文言がシンプルで驚かされます。

母語が英語でないハンデを感じるな。

それならstable diffusionの日本語版を使えば――と言われそうですが、

画風はMidjourneyが断然好みなので……というか、むしろ、

私はクールジャパンカワイイぷにぷに系の絵が苦手なものですから。

目標は自作小説電子書籍、あるいは私家版(紙の本)用の

イメージ画像を望みどおりに生み出すことなので、

こっちでボチボチやってみます。

 

さて。

和製ヒゲ付きなんちゃってモート・レイニー(笑)の次は

何の脈絡もなく浮かんだ言葉を放り込んで。

 

【A】南極の氷の上の美少女ペンギン

呪文はコレ。

personification,penguin to a beautiful girl on the Antarctic ice

美少女と言いつつ顔のイメージを記述しなかったので、

人間味 < ペンギン味と相成りました(トホホ)。

少し明るいトーンにしたかったら、blue sky とでも断っておけばよかったかな。

そうそう、第一弾では逆に顔のことしか記していないので、

ポートレイト風に仕上がったのでしょうね。

 

fukagawa-natsumi.hatenablog.com

 

和製モート・レイニー(=ジョニー・デップ)に無精髭。眼鏡を忘れてはイカン。

 

話をペンギンに戻しまして。

 

【B】Aを更新して深化させたはずが……。

【C】ホラーっぽくなりましたね。特に左下。溶けてるし。

 

先ほど「意外に文言がシンプル」云々言いましたが、

そこにはカラクリもあって。

自分で描いたイラストや撮った写真をアップロードして

その画像を読み込ませると、イメージを具現化しやすくなる模様。

また、ブラッシュアップの繰り返しによって

望んだとおりの絵に仕上がっていくのでしょう。

そこら辺は使う側の慣れの問題ですかね。

 

②に続きます。